避けたい化粧品成分(個人的リサーチまとめ)

cosmetics_ingredients

避けたい化粧品の成分は何なのか、日本語と英語でリサーチしまくって、多数のサイトに挙げられている成分をリストアップしてみました。

化粧品の成分については、ネット上にも書籍でも、もうほんとにいろんな情報や意見がありすぎて、調べれば調べるほどわけがわからなくなる部分があります。本に書かれていても、化学の専門家が言っていても、必ずしも正しいとは限りません。専門家は企業に雇われたり契約している場合があります。

でも化粧品の成分チェック用に頭に入れておくNGリストがほしい。

そこで一計。一つのサイトに「パラベンが良くない」と書かれていてもそれが正しいとは限りません。でもあっちこっちのたくさんのサイトで「パラベンは良くない」と書かれていたら、それも、日本語でも英語でもそうなら、「少なくとも今の時点ではパラベンは良くないと一般に考えられている」と捉えていいのではないでしょうか? 例えていうなら、ブラックリストの常連さんはワルモノな確立が高いといったところでしょうか。

というわけで、「避けたい化粧品リスト」個人リサーチまとめをご紹介します。なるべく信用度が高そうなサイトを参考にし、広告だらけのサイトは除外しました。化学的・科学的な検証などはしておりませんのでご了承ください。

避けたい化粧品の成分として、日本語でも英語でもよくリストされているもの

  • パラベン:防腐剤。メチル、プロピル、ブチル、エチルなど。
  • プロピレングリコール:保湿剤。「PEG」「PPG」がついている関連成分もある。
  • イソプロピルアルコール
  • ラウリル硫酸Na(ラウリル酸ナトリウム):シャンプーや洗剤によく使われている。
  • DEA (ジエタノールアミン)、MEA (モノエタノールアミン)、TEA(トリエタノールアミン)
  • ヒドロキノン(ハイドロキノン):美白成分

日本語ではあまり見ないけれど英語サイトでは頻繁にリストされているもの

  • フタル酸 (Phthalates):食品のラップ、インクなどさまざまな日用品にも含まれる。
  • タルク (Talc、滑石)
  • シリコン

英語ではあまり見ないけれど日本語サイトでは頻繁にリストされているもの

  • フェノキシエタノール:パラベンに代わって使われるようになった防腐剤

追記(2/25/2015):フェノキシエタノールは厚生労働省の化粧品基準で100g中の最大配合量が1gと規定されています。


石油由来の合成界面活性剤は日本語でも英語でもたいていリストされています。でも化粧品の成分一覧に「石油由来の界面活性剤」と書かれているわけではなく、成分リストチェックという意味では役にたたないので今回はパス。石油由来合成香料、石油由来合成色素、ナノ粒子成分も同じ。


ハニーガールオーガニクスははちみつと蜜蝋ベースのシンプルなコスメで、ここに掲載した避けたい成分はいうまでもなく、一切のケミカル(石油由来の合成成分)を含んでいません。